ニュース 家電 作成日:2013年10月17日_記事番号:T00046459
シャープは16日、来年の新製品を発表し、台湾で初となる90インチ液晶テレビ(Y8T90)や70インチ4K2K超高解像度液晶テレビ(UD1T70)、90インチ商用ディスプレイなどを発表した。低反射、高コントラストを実現した「モスアイパネル」の採用で、より鮮明な画面を実現した。17日付蘋果日報が報じた。
シャープと声宝(サンポ)合弁のシャープ製品販売会社、夏宝の陳盛泉董事長は「大画面液晶テレビはシャープの主力商品であり、大画面商品では依然台湾市場を独占する存在だ」と指摘した。
今年の台湾の液晶テレビ市場規模は120万〜130万台が見込まれている。特に32、37インチの液晶テレビをより大画面に買い換える傾向が見られる。シャープは台湾で昨年、52インチ以上の液晶テレビが売上高の40%を占めたが、今年は50%に上昇すると見込まれる。60インチ以上の割合は昨年時点で20%だったが、今年は25%が目標だ。
冷蔵庫、輸入重視に転換
また、同日付工商時報によると、陳董事長は、サンポが受託生産する2ドアの小型冷蔵庫を取りやめ、日本からの輸入冷蔵庫を中心に据える方針を明らかにした。日本製をシャープブランド冷蔵庫販売の50%以上とし、ライバルの日立ブランドに対抗するのが狙いだ。
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