ニュース 電子 作成日:2013年10月17日_記事番号:T00046462
緯創資通(ウィストロン)は16日、通信機器の生産能力拡充のため、今月から中国・江蘇省昆山市にある工場に総額28億5,600万台湾元(約96億円)の設備投資を行うと発表した。同社は既に米アップルのiPhoneの次世代機種を受注しており、生産開始に向けた準備との観測が出ている。17日付経済日報が報じた
ウィストロンが受注するのはiPhoneのハイエンド機種で、中低価格機種ではないという。ハイエンド機種は現在鴻海精密工業が受託生産を行っているが、鴻海と受注を分け合う形で来年第4四半期にも出荷するとされる。ただ、初期の受注量は多くなく、アップルはウィストロンの生産パフォーマンスを見極めたい考えもあるようだ。
観測に対しウィストロンは、設備投資決定は受注増に対応するためと強調。携帯電話に限らず、タブレット型PCの生産を行う可能性もあると説明した。
ウィストロンには、主要顧客である宏碁(エイサー)からの来年のタブレットPC受注が、今年を200万~300万台上回るとの観測も出ている。
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