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MRT民生汐止線計画見直し?馬総統の発言が波紋


ニュース 運輸 作成日:2013年10月18日_記事番号:T00046472

MRT民生汐止線計画見直し?馬総統の発言が波紋

 馬英九総統が16日、台北市と新北市汐止区を結ぶ都市交通システム(MRT)民生汐止線の建設構想について、「必ずしも建設する必要はない」と発言したことが、計画路線沿線住民の間で波紋を広げている。18日付自由時報が報じた。

 馬総統は、台湾鉄路(台鉄)の通勤電車増発に向けた線路整備が20日、南港〜汐止樟樹湾間で完了し、基隆〜台北間の電車の運転間隔が8分まで短縮されることを理由に挙げた。

 台北市政府捷運工程局の蔡輝昇局長は「民生汐止線は総合計画の策定が年内にも完了する。計画通りに進める」と説明しているが、計画の先行きににわかに不透明感が広がった形だ。

 仮に民生汐止線の整備が中止されれば、朱立倫新北市長の公約である「三環三線」(環状線3区間と新路線3本)の整備は実現しなくなる。