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300大企業グループ、06年の利益成長は半数以下


ニュース その他分野 作成日:2007年12月27日_記事番号:T00004648

300大企業グループ、06年の利益成長は半数以下


 台湾の300大企業グループで2006年に利益が成長したのは、半数以下の46%にとどまったことが中華徴信所の調査で明らかになった。27日付中国時報が報じた。
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 同社が06年の財務データに基づいてまとめた「2008年版台湾地区集団企業研究」によると、上位300の企業グループのうち、71%が売上高を伸ばし、85%が利益を出した。純利益の合計では初めて1兆台湾元(約3兆5,000億円)を突破した。

 資産規模では国泰金融控股、純利益は中華開発工業銀行、売上高成長率では瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)、従業員数では鴻海グループがそれぞれ首位だった。
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 純利益率が20%以上、売上高成長率が10%以上の優良企業は12社で、電子関連の新興企業が大半を占めた。大手フレームメーカーの可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、太陽電池最大手の茂迪(モーテック・インダストリーズ)、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)最大手の力晶半導体(PSC)など10社と、資産額4,000億元水準の超大型グループ、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)のファウンドリー大手2社だった。