ニュース 電子 作成日:2013年10月18日_記事番号:T00046492
鴻海精密工業は16日、新北市土城区の同社本部で700〜800人の従業員を集めた大規模な社内イベントを開催。その席で郭台銘董事長は、台湾投資の拡大方針を示したとされる他、人材獲得が進まない中、既存従業員の離職防止策を打ち出したもようだ。18日付工商時報が報じた。
観測によると、鴻海は▽台北市のIT(情報技術)製品販売ビル「台北資訊園区」▽新北市の本部▽新竹県竹北市の有機発光ダイオード(OLED)パネル事業▽苗栗県の群創光電(イノラックス)工場▽台中市のロボット・自動化設備生産・開発拠点「智動化創新園区」▽高雄市の高雄軟体園区(高雄ソフトウエアパーク)──と台湾全土で投資を強化する方針とされる。また、現在小規模な生産ライン1本のみを設置している台南でも今後、規模拡大を検討する見通しだ。
また同社は台湾での人材獲得にも注力しているが、現時点で目標の約10%しか採用が進んでいない。こうした中、鴻海では従業員の離職防止に向け、意欲が高く、優秀な業績を挙げた従業員に対し、同社株式を優先的に分配するなどの対策を実施する方針とみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722