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ラバーダック、高雄で390万人動員


ニュース 社会 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046499

ラバーダック、高雄で390万人動員

 高雄港の光栄埠頭(ふとう)で展示されてきたアヒルの巨大オブジェクト「ラバーダック」は20日、公開最終日を迎え、多くの人々が見納めに訪れた。最終日には25万人が訪れたとみられるほか、32日間の展示期間には延べ390万人が訪れ、経済効果は13億台湾元(約43億円)に上ったと推定される。21日付蘋果日報が伝えた。


埠頭を離れるラバーダック。夕日の中、消防船の放水と汽笛に見送られた(20日=中央社)

 公開最終日の20日は午後4時からのセレモニーで、ラバーダックがゆっくりとけん引されて埠頭を離れ、詰めかけた子どもたちから「アヒルちゃん、バイバイ」という声も飛んだ。

 アヒルフィーバーは地元に少なからぬ経済効果をもたらした。高雄市観光協会によると、ホテルの宿泊客や飲食業では売り上げが20%以上伸びた例もあった。高雄市では来年と再来年にもラバーダックの誘致計画を立てており、展示地点として、興達港、澄清湖、蓮池潭、中正湖などが候補に挙がっている。

 ラバーダックは引き続き、桃園県新屋郷の後湖塘で26日から11月10日まで公開される予定だ。