ニュース 運輸 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046505
馬英九総統は19日、台北市と新北市汐止区を結ぶ都市交通システム(MRT)新路線、民生汐止線の建設計画について、「必ずしも建設する必要はない」と述べた自身の発言が近隣住民や不動産業者の強い反発を招いたことを受けて撤回し、「計画に変更はないので安心してほしい」と訴えた。20日付工商時報などが報じた。
馬総統(中)は20日の台鉄の線路整備完了式典で、MRT民生汐止線は早ければ来年末に着工すると強調した(20日=中央社)
台北市政府捷運工程局によると、民生汐止線は全長約17.5キロメートルで、15駅を結ぶ計画。基隆市政府は、台北市への通勤、通学は1日当たり延べ16万人に上り、民生汐止線開通で交通の利便性が高まる他、同市の土地開発にも新たなチャンスを生むと期待されている。
馬総統は、20日に完了した台湾鉄路(台鉄)汐止樟樹湾~南港間の線路整備で運転間隔が従来の15分から8分まで短縮することから、民生汐止線開通まではこうした方法で通勤・通学ラッシュが解消できるという意図だったと釈明した。
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