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新北市土城区の再開発計画、環境評価大会を通過


ニュース 建設 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046510

新北市土城区の再開発計画、環境評価大会を通過

 新北市政府が提出していた同市土城区の再開発計画に関する環境影響評価が、18日に開かれた行政院環境保護署(環保署)の環境評価大会で審査を通過した。これにより同区にある台北看守所(拘置所)の土城弾薬庫跡地エリアへの移転が決定した。なお台北看守所の移転は5〜6年をかけて進め、その後、同跡地(7.7ヘクタール)に住宅地、商業地、緑地公園を開発する計画だ。19日付工商時報が報じた。

 土城弾薬庫周辺エリア(96ヘクタール)はかつて、安全を考慮して建設禁止区域に指定されていたため、豊かな自然が残されており、新北市が2007年に弾薬庫の移転と建設禁止指定の解除を計画した際、環境保護団体などから同エリアの開発に反対の声が上がった。その後、同市は都市計画に対する検討を重ね、今回、5年越しで環境評価大会を通過した形だ。

 なお土城弾薬庫周辺エリアでは、台北看守所のほか新北地方法院も移転する予定だ。