ニュース 食品 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046513
「純度100%」をうたったオリーブオイルに別の食用油を配合したり、食用油への使用が禁止されている着色剤「銅クロロフィル」を添加していたなどとして食品衛生管理法違反や詐欺容疑で捜査が進められている食用油大手、大統長基食品廠(彰化県鹿港鎮)で、新たにごま油2件についての虚偽表示が明らかとなった。20日付蘋果日報などが報じた。
問題となっている製品を販売していたスーパーや量販店では、レシートや購入記録などを持参すれば返金に応じている(19日=中央社)
今回問題が指摘された製品は「純正ごま油」とうたいながらごま油成分は20%しか含まれておらず、80%はサラダ油で、さらに香料を加えていた。彰化県衛生局は同製品の撤去を要求し、同社に40万台湾元(約133万円)の罰金を科した。これにより同社に科された罰金の総額は2,860万元に達した。
同社はこれまでに82品目の製品で違法行為が見つかっているが、検察の調べに対し大統の高振利董事長は、7年前にオリーブオイルへの低価格油混入および違法着色剤の添加を開始し、その後他の製品でも同様の行為を行ったと認めている。
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