ニュース 電子 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046516
通信キャリア最大手、中華電信は今年4月、光インターネットサービス「光世代」ユーザーに対し、自動的に回線速度を高速化し、かつ利用料金を値下げするとの計画を発表した。しかし同社はこのほど、関連工事の遅れから一部ユーザーで期限までに高速化を実施することが不可能となったとして、計画が実現するまでの間、利用料金を加入する回線速度プランより1段階下のプランの額に減額すると表明した。具体的には月額60〜100台湾元(約200〜330円)の値下げとなる。21日付蘋果日報が報じた。
中華電信の計画では、光世代の4メガビット毎秒(Mbps)/1Mbpsユーザーを無料で6Mbps/2Mbpsに、12Mbps/4Mbpsユーザーを20Mbps/5Mbpsに、50Mbps/10Mbpsユーザーを60Mbps/15Mbpsにアップグレードし、かつ利用料金を月20〜100元値下げするとしており、対象ユーザー数は200万件余りと見込まれていた。
しかし同社によると、回線の更新作業などに予想以上の時間がかかり、1万件以上のユーザーに対し、期限としていた10月末までの高速化実施が不可能な見通しとなったことから今回の措置を決めた。
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