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HTCの「ファブレット」、台湾シェア5割目標


ニュース 電子 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046518

HTCの「ファブレット」、台湾シェア5割目標

 宏達国際電子(HTC)は18日、中国・香港に続き、5.9インチの大画面スマートフォン「One Max」を台湾で発表し、5インチ以上の「ファブレット」台湾市場でシェア5割を目指すと表明した。One Maxの台湾発売は23日で、本体価格は16ギガバイト(GB)2万3,900台湾元(約8万円)。19日付工商時報などが報じた。


高雄での旗艦機種の発表は同社初。台湾スマートフォン市場は北部6割に対し、中部2割、南部2割だという(HTCリリースより)

 董俊良HTC中国区総裁は、One Maxは同社が初めて台湾市場に投入するLTE対応機種だと指摘。通信キャリアの補助金で、第4世代移動通信システム(4G)ユーザーが増えると期待感を示した。

 外資系証券会社は、One Maxはスペックが特別高いわけでなく、指紋認証機能もアップルのiPhone5sに劣ると指摘。最大のライバル、サムスン電子の「ギャラクシーノート3」は今年既に1,300万台を出荷したが、One Maxは50万台にも届かない可能性があるとみられている。

 HTCは最近、幹部の離職が相次ぎ、買収されるとの観測が後を絶たない。王雪紅董事長が先日観測を否定したのに続き、董中国区総裁も同日、ブランド売却はないと強調した。