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ウィンテックの貼り合わせ工程、ベトナム移管を計画


ニュース 電子 作成日:2013年10月21日_記事番号:T00046519

ウィンテックの貼り合わせ工程、ベトナム移管を計画

 タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の黄顕雄董事長は、タッチパネルの貼り合わせ工程をベトナム工場に移管する計画を明らかにした。中国は人件費高騰により平均月給が2万台湾元に上るが、ベトナムなら5,000元で済むため、必要な労働力1万人で計算すると、月1億5,000万台湾元(約5億円)のコスト削減が図れる。来年上半期から生産拠点の調整を進める。21日付工商時報が報じた。

 ウィンテックは、現在人気を集める中国・小米科技(小米、シャオミ)のスマートフォン「小米」の主要サプライヤーで、190万台分の追加受注を獲得した。同社は今年、グーグルのタブレット型パソコン「ネクサス7」、アマゾン・ドット・コムの新型「キンドル・ファイアHD」の他、華碩電脳(ASUS)、デル、聯想集団(レノボ)のタブレット型PCやノートPC用を受注し、第4四半期の大型OGS(カバーガラス一体型)タッチパネル出荷は好調とみられる。証券会社は、10月の同社売上高は70億~80億元に上ると予測した。