ニュース 電子 作成日:2013年10月22日_記事番号:T00046545
電子機器受託メーカー、英業達(インベンテック)の王瑋・首席顧問はこのほど、クラウド分野での商機獲得に向けて、同社のクラウド・ソリューションセンターを分割し、システムインテグレーション(SI)大手企業と合弁、または買収を通じた新会社設立を検討していると語った。22日付工商時報が報じた。
インベンテックはサーバー生産を主力事業の一つとしており、近年データーセンター向けサーバー需要が高まっているが、ヒューレット・パッカード(HP)、デルといった顧客の反発を避けるため、グーグルやフェイスブック向けなどのノーブランド製品市場には参入しないと強調してきた。
しかしインベンテックは今年に入って戦略の調整を行い、顧客からの了解を得た上でデータセンター向け市場への参入を図っており、これに向けて内部のクラウド部門とIT(情報技術)関連部署を統合してクラウド・ソリューションセンターを立ち上げた。
業界の観測によると、インベンテックはクラウド・ソリューションセンターを分離することで顧客の反発を抑えた上で、受注の拡大を図る考えとされる。
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