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万泰銀の増資問題、債権の出資転換合意


ニュース 金融 作成日:2007年12月27日_記事番号:T00004655

万泰銀の増資問題、債権の出資転換合意

 
 財務状況が悪化した万泰商業銀行の増資問題で、米投資会社SACプライベート・キャピタル・グループによる増資引き受けに見通しがつき、新光金融控股、中華開発金融控股などの債権金融機関は26日までに債権の出資転換に基本合意した。27日付経済日報が伝えた。

 債権総額の90%以上に相当する債権者が契約を結んだ段階で発効することとし、農会信用合作社(農協信用組合)など少数の債権者による反対で手続きに遅れが出ることを防いだ。

 債権者は保有する万泰銀の転換社債や劣後債を額面の42%の価格で現金化した上で、1株当たり2元で万泰銀の普通株に転換する。

 また、中華開発工業銀は大華証券が保有する万泰銀への債権を引き継ぐ。譲渡価格は額面の42%の19億4,250万台湾元(68億2,400万円)を見込む。