ニュース 社会 作成日:2013年10月23日_記事番号:T00046552
22日午後2時10分ごろ、台湾鉄路(台鉄)嘉義駅から南靖駅に向けて時速約95キロメートルで走行していた急行列車「莒光号」の運転席のドアが突然開き、余添盛機車長(56歳)が車外に転落して死亡した。余機車長は見習い運転士の指導にあたっていた。乗客約100人にけがなどはなかった。台鉄はドアが開いた原因について、故障、人為ミスなどの可能性を含め調査している。23日付蘋果日報が報じた。
事故の発生した列車を運転していた見習いの李彦廷運転士および洪永昇・運転助手は列車が嘉義駅を出発して10分ほどたったころ、突然叫び声を聞き、振り返って見ると左後方のドアが内側に開いており余機車長が投げ出されたことに気付いたという。
台鉄の運転士によると、莒光号は導入から30年以上経過して老朽化が進んでおり、夏季に南部を走行する際、運転席の温度が常時30度以上となるため、運転中にドアを開けて風を入れる運転士が少なくないという。
しかし余機車長はまじめな勤務態度で知られており、別の同僚は「余機車長が走行中にドアを開けるとは考えられない。ドアをきちんと閉めていなかったか故障で強風により開いた可能性がある」と指摘した。
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