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対中輸入禁止品目、自由経済モデル区で規制緩和へ


ニュース その他分野 作成日:2013年10月23日_記事番号:T00046555

対中輸入禁止品目、自由経済モデル区で規制緩和へ

 行政院は23日、現在審査中の自由経済モデル区特別条例案について、政務会談で説明を行った。条例案によると、自由経済モデル区では、現在台湾への輸入が禁止されている中国の工業製品と農業製品計2,121品目についても、加工、修理、検査、テスト、保管を目的とする場合に限り、輸入を認めることが盛り込まれている。

 23日付工商時報によると、輸入解禁品目には、本来中国から輸入できない茶葉、ニンニク、ねじなどが含まれている。これら品目は自由経済モデル区内だけでなく、モデル区外に加工などを委託することも認められる。条件として、モデル区外に持ち出された製品は、原則として6カ月以内にモデル区に全て再搬入しなければならない。ただ、場合によっては搬出期間を6カ月延長できる。最終的には全量を再輸出しなければならない。

 例外として、本来の輸入禁止品目を加工した結果、中国からの輸入が認められている8,942品目に該当すると判断された製品は、監督機関の同意を経て、関税を納付すれば、台湾での販売が認められる。