ニュース 金融 作成日:2013年10月23日_記事番号:T00046561
台湾の生命保険大手、国泰人寿保険が中国東方航空と折半出資で設立した「上海国泰人寿保険」で、東方航空が事業から撤退する方針を表明していた問題で、東方航空の持ち株の譲渡先として、上海陸家嘴集団傘下の金融持ち株会社、陸家嘴金融発展(陸金発)が内定したもようだ。23日付工商時報が関係者の話として伝えた。
これに関連し、国泰人寿の李長庚総経理は22日、「(東方航空持ち株の)買い手が決まった。現在中国保険監督管理委員会(保監会)と新株主の適格性に関するやりとりを進めており、年内には株式の譲渡手続きを終えたい」と述べた。李総経理は譲渡先の社名を明らかにしていないが、関係者の話と一致する説明だ。国泰人寿と新株主はそれぞれ2億人民元(約32億円)の増資を引き受ける見通しだ。
陸金発の親会社は上海の開発区を全て保有する上海上場企業の陸家嘴金融貿易開発。同社は中国で上位10社に入る不動産デベロッパーとして知られ、潤沢な資金を保有している。
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