ニュース 医薬 作成日:2013年10月23日_記事番号:T00046563
ワクチン製造の国光生物科技(アディミューン)は、インフルエンザ用ワクチンが中国での第3相臨床試験の実施を認可されたと発表した。同社の詹啓賢董事長は「来年1月末までに臨床試験を終え、来年6月にも医薬品認可を取得し、中国で発売にこぎ着けたい」と説明した。23日付蘋果日報が伝えた。
台湾が独自生産したワクチンが中国に進出するのは初めてとなる。同社は3~5年以内に中国のインフルエンザワクチン市場で10%のシェア(約450万本)獲得を目標としており、証券業界は10%のシェア獲得時点で、台湾でのワクチン価格を基準にすると、毎年5億台湾元(約17億円)の売り上げが見込まれると試算した。
詹董事長は「現在各国の製薬会社やワクチン会社が中国で第3相臨床試験を進めているが、生産拠点はいずれも中国にあり、台湾で生産したワクチンの第3相臨床試験を中国で行うのは初となる」と説明した。
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