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日立傘下の台湾日邦樹脂、台湾ソーラーエナジーと提携か


ニュース 石油・化学 作成日:2013年10月23日_記事番号:T00046566

日立傘下の台湾日邦樹脂、台湾ソーラーエナジーと提携か

 23日付工商時報は、合成樹脂と接着剤の日立化成ポリマーが台湾合弁会社の台湾日邦樹脂(TLB)を通じ、台湾矽能能源(台湾ソーラーエナジー)と複合材料の3大応用分野である電気自動車(EV)、航空宇宙、再生エネルギー市場をターゲットとする戦略提携を結ぶと報じた。ワイズメディアの取材に対し日立化成は「ノーコメント」と回答した。

 台湾矽能の張凡執行長は「当社は太陽光発電およびその他の再生可能エネルギー分野で世界市場の開拓に向けた準備を進めており、アジアの複合材料市場をリードする台湾日邦は、風力発電機用ブレードや太陽光発電所支柱用材料、蓄電池用材料などで大規模な量産体制を有しており、両岸(中台)、欧米のエネルギー市場を開拓する上で最良のパートナーとなる」と説明した。

 一方、台湾日邦の張世華董事長は、「今回の提携に応じて当社は複合材料の生産および銅箔の貼り合わせラインに10億台湾元(約33億円)規模の第2期投資を計画している」と表明した。