ニュース 政治 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046581
李登輝元総統は23日、訪問先の玉山神学院(花蓮県寿豊郷)で講演を行った際、馬英九総統が先日、中台関係を「国際関係ではない」と指摘したことに対し、「台湾を分かっておらず、歴史も分かっていない」と批判した。李元総統は在任中の1999年に「中台は特殊な国と国の関係」とする、いわゆる「二国論」を展開した。24日付自由時報が報じた。
李元総統は花蓮県内の有機農場を視察した際、「誠実自然」の文字を残した。食の安全が揺らぐ中、農民に誠実さを守ってほしいという意図だ(23日=中央社)
李元総統は、「台湾は国家であり、中国の一部分ではない」と断言。中台関係については「特殊な関係であり、国際的視点から見れば台湾の存在は非常に特殊だ」と説明した。その上で「馬総統はでたらめを言ってはならず、施政は民意に背くべきでない。施政満足度がたった9%の総統など笑わせる」と強く批判した。
最近、食用油で成分不当表示や禁止着色剤の添加が発覚し、またもや食の安全問題がクローズアップされているが、李元総統は「非常に深刻な問題で、台湾の国際的信用にもかかわる。政府の対応はいいかげんで無責任だ」と指摘した。
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