ニュース その他製造 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046589
工業用紙大手、栄成紙業は23日、二林工場(彰化県)に年産能力25万トンの生産ライン1本を増設すると発表した。投資額は28億7,000万台湾元(約95億円)で、台湾への投資としては過去10年で最大規模だ。生産開始は2015年末の予定で、台湾での年産能力は現在の同40万トンから64万トンに増加する。同社は「製品バリエーションの多様化と台湾市場での競争力強化」を投資目的に挙げた。24日付工商時報が報じた。
同社は今年、計1億4,000万米ドルを投じ、無錫工場(中国江蘇省)に年産25万トンの生産ライン1本を増設した他、同10万トンの生産ラインの設備更新を行い、平湖工場(浙江省)を合わせて中国での生産能力が同150万トンに達している。
この他、蘇州市や昆山市、上海市、杭州市に4基の紙器工場を擁しており、年産能力は3億3,500万平方メートルと華東地域で3位となっている。中台合計の年産能力は7億平方メートルに上る。
なお、同社は第3四半期、飲料や果物、中国の3C(コンピュータ、通信、家電)製品の輸出ピークに伴う紙箱需要増加で、今年1~9月の累計純利益が10億200万元と昨年通年を上回った。
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