ニュース 食品 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046591
食用油大手の大統長基食品廠が製品に安価な綿実油を添加していたことが明らかになった問題で、同社の製品を加工食品に使用していたコンビニエンスストアや食品メーカーが対応に追われている。コンビニエンスストアのセブン−イレブンと全家便利商店(台湾ファミリーマート)は一部のおにぎりに、食品メーカーの聯華食品は「岩三角寿司海苔」にそれぞれ大統の食用油を使用していたが、一連の問題発覚を受け、既に他社の食用油に切り替える措置を取った。24日付蘋果日報が報じた。
このほか、衛生福利部食品薬物管理署(FDA)によると、23日までに台湾全土で回収された大統の食用油は4,400万本、総重量15万トンに達した。また、大統と富味郷食品から押収した綿実油のサンプル3件からは、男性の不妊の原因となる有害成分「ゴシポール」は検出されなかったと説明した。
同署は引き続き、台湾全土で「純度100%」を掲げる商品を生産している食用油メーカー163社の調査を継続する。既に131社、176品目の検査が終了しており、結果を25日にも公表する。
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