ニュース 電子 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046594
24日付蘋果日報がロイター通信の報道を基に報じたところによると、大手スマートフォンブランド、宏達国際電子(HTC)が従来の自社生産方針を転換し、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富智康集団(FIHモバイル)および緯創資通(ウィストロン)に生産を委託するとの観測が浮上している。ただ、HTCはこれを否定。鴻海およびウィストロンも「ノーコメント」、「よく分からない」などと回答している。
HTCは23日から、5.9インチの大型スマートフォン「One max」を台湾でも販売開始した(23日=中央社)
蘋果日報によると、HTCが22日に開いた社内会議で、「アップルのようにブランド事業と生産事業を分割する考えはあるか」と聞かれた周永明・同社執行長は「外部に協力を求める可能性は排除しない」と語ったとされ、業界で憶測を呼んだ。
なおロイターは、HTCの桃園工場にある4本の生産ラインのうち1本が稼働を停止しており、月産量が約100万台減少していると指摘したが、HTCは「当社の財務は健全で、生産停止や工場売却は絶対にない」と強調した。
このほかHTCは来年、聯発科技(メディアテック)のチップを搭載したローエンド機種を発売するとの観測も出ているが、メディアテックの主管は「現時点でHTCは顧客ではない。市場のうわさにはコメントできない」と語っている。
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