ニュース 電子 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046596
台塑集団(台湾プラスチックグループ)のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が23日発表した第3四半期売上高は169億4,400万台湾元(約560億円)で前期比33%増、前年同期比95%増となり、純利益は72億9,000万元で前期比110%増と、ともに過去最高を更新した。24日付工商時報が報じた。
高啓全董事長は、高付加価値製品の構成比拡大と良品率上昇で、ウエハー1枚当たりの平均価格が前期比33%上昇したと述べた。
高董事長は、韓国SKハイニックスの中国・無錫工場(江蘇省)の火災でDRAM価格が大幅上昇しており、イノテラは第4四半期売上高、純利益ともに過去最高を再更新するとの見通しを示した。証券会社は、売上高は前期比2割増、純利益は100億元に迫ると予測した。また高董事長は、ハイニックス無錫工場火災の影響で、来年第1四半期まで供給不足、価格の高止まりが続くとの見方も示した。
一方、同じく台プラ傘下の南亜科技の第3四半期連結売上高は114億5,700万元で前期比17.2%減、前年同期比75%増だった。イノテラからの調達減少で出荷量が前期比22.4%減少した。純利益は19億7,900万元で前期比18%増だった。
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