ニュース 電子 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046598
IC設計の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)は23日、「タッチパネルコントローラIC分野において当社は、同業他社を大きくリードする単層マルチタッチソリューションを開発し、既にスマートフォン顧客向けに量産を開始しており、ミドル・ハイエンド機種市場への参入に成功した」と表明した。特に中国では5大ブランドから受注を獲得している。また同社のタッチパネルコントローラICは今年上半期だけで8,000万個を超えたと明らかにした。24日付工商時報が報じた。
Mスターによると、同社の単層マルチタッチソリューションは4.5〜6インチの大画面スマートフォンに採用すれば、コスト引き下げが可能で、今後ミドル・ハイエンドのスマートフォンおよびタブレット型PC市場で従来型の多層マルチタッチソリューションに取って代わるという。
業界関係者によると、中国の携帯電話用タッチパネルコントローラIC市場で最大手となっている敦泰科技(フォーカルテック・システムズ)は上半期の出荷量が1億個超となっているが、Mスターはこれに迫る勢いとなっている。またMスターを合併予定の聯発科技(メディアテック)が出資する深圳市匯頂科技(GOODiX)のタッチパネルコントローラIC出荷量を合わせると、敦泰科技とほぼ肩を並べることになる。
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