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タッチIC価格、来年は20%超の下落も


ニュース 電子 作成日:2013年10月24日_記事番号:T00046599

タッチIC価格、来年は20%超の下落も

 中台のタッチパネルコントローラIC市場では、相次ぐ新規参入や既存業者のシェア拡大意欲の高まりなどから競争が激化して価格の下落が進んでおり、第4四半期の平均オファー価格は10%、さらに来年は20%以上下落すると予測されている。24日付電子時報が報じた。

 台湾のチップサプライヤーによると、中台市場における第4四半期のタッチパネルコントローラICのオファー価格下落はスマートフォン用に集中しており、ハイエンド機種向けでは依然1.2〜1.5米ドル水準を維持しているものの、ロー・ミドルエンド機種向けでは既に1米ドルを割り込んでいるという。来年はさらに20〜30%下落すると見込まれている。

 業界関係者によると、中国の携帯電話用タッチパネルコントローラIC市場では敦泰科技(フォーカルテック・システムズ)、聯発科技(メディアテック)と合併予定の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)、メディアテックが出資する深圳市匯頂科技(GOODiX)が市場を3分してきたが、最近この3社がシェア拡大に積極的な姿勢を見せており、第3四半期からオファー価格が急速に下落しているという。