ニュース 運輸 作成日:2013年10月25日_記事番号:T00046610
台湾高速鉄路(高鉄)の董事会は24日、立法委員が今月8日に実施された高鉄の運賃引き上げの撤回を求めて立法院交通委員会での予算審議を拒否していることに関連し、当初値上げの影響を緩和するために来年3月末まで実施予定だった優待措置を12月末まで延長する他、新たに優待プランを企画することを決議した。25日付自由時報などが報じた。
予算審議に臨む葉交通部長。「高鉄は負債を抱えており、法律に則った値上げを認めない理由はない」と答弁した(中央社)
高鉄広報担当者は、「優待措置が乗客数増加に貢献しているとの認識から、期間延長と新規優待プラン企画を決定した」と説明。さらに値上げが立法委員の反発を招いていることについては「早期購入割引も値上げを行ったが販売は1割以上成長しており、乗客の支持は得られている」と語った。
なお新しい優待プランの内容については「平日の特定時間帯割引」、「オフピークの特殊割引」の他、早期購入で最大7~8割引きとなる「スーパー早割」などを検討しているという。ただ、払い戻しや春節(旧正月)期間の対応など課題があるため、実施時期は未定とした。年内に詳細を確定し、発表する予定だ。
これに対し葉匡時交通部長は「高鉄の決定を尊重する。できるだけ速やかに発表してほしい」と述べた。
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