ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年10月25日_記事番号:T00046618
行政院環境保護署(環保署)は、2017年以降に出荷されるバイクの排ガス系統に車載式故障診断システム(OBD)の搭載を義務付ける方針を固めた。搭載義務付け後は、排ガスの定期検査制度を廃止する。25日付聯合報が伝えた。
OBD搭載義務付けは、17年からバイクに対する「第6期排ガス基準」が導入されることを受けた措置。OBDでは排ガス系統に故障が生じた場合、ランプで運転者に修理が必要なことを警告する仕組みになっている。
環保署は現在、出荷から5年が経過したバイクに対し、年1回の排ガス定期検査を義務付けている。OBD搭載を義務付ける17年までは現行制度を維持する。定期検査廃止後は、路上でバイクを停止させ、OBDのランプ表示を検査するなどの抜き打ち検査を行うなどする。
ただ、専門家からは、運転者の自発的意思に任せるのは容易ではなく、定期検査を完全に廃止すべきではないとの慎重論も出ている。
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