ニュース 食品 作成日:2013年10月25日_記事番号:T00046619
食用油大手、大統長基食品廠が「純度100%」をうたうサラダ油やオリーブオイルに安価な綿実油などを添加していたことが明らかになった問題を受け、経済部は24日、同じく「純度100%」をうたう7社20品目の食用油に対する検査を行った結果、全ての製品で綿実油は検出されず、検査に「合格」したと発表した。25日付工商時報が報じた。
杜紫軍経済部長。検査の結果、脂肪酸の組成は合格しており、有害物質、ゴシポールは検出されなかったと発表した(24日=中央社)
今回検査したのは、▽台湾佳格食品(スタンダードフーズ)▽統一企業(ユニプレジデント)▽台湾糖業(台糖)▽泰山企業▽福懋油脂▽福寿実業▽大統益(TTET)──のひまわり油、大豆油、菜種油など。
経済部は今後、調合油、果汁、しょうゆ製品に対する検査を進める方針で、調合油については31日に結果を公表する予定だ。衛生福利部も24日、11月8日までの「偽装油」根絶を目指し、食用油に対する全面的な調査を進めると表明した。
また江宜樺行政院長は同日、1週間以内に「食品安全検査・取締小組」の設置を指示するとともに、関連部署に対し食用油の輸出についても調査を進め、貿易へのダメージを抑えるよう要求した。
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