ニュース 電子 作成日:2013年10月25日_記事番号:T00046623
パナソニックが半導体事業を大幅に縮小し、一部工場を海外企業に売却するとの日本経済新聞の24日報道に対し、同社は同日「決定事項はない」と打ち消したが、業界では台湾の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が引き受けるとの呼び声が高い。25日付工商時報が報じた。
業界関係者は、パナソニックが台湾のファウンドリー大手、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)と先進製造プロセスで提携しており、今後は工場を大幅に閉鎖して海外工場の売却、生産委託を進めると予測した。ASEは、パナソニックの他NEC、ルネサスエレクトロニクスなどの日本のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)と長年提携しており、パナソニックの海外工場の売却先、生産委託先になる可能性が高いと指摘した。
パナソニックの海外工場は中国、インドネシア、マレーシア、シンガポールにある。
日経新聞は、パナソニックがイスラエルのタワージャズと売却交渉に入っており、来年3月末までの合意を目指すとも報じている。
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