明基電通（ＢｅｎＱ）は24日、目の疲れの一因とされるブルーライト（青色光）低減をうたう液晶モニターＥＷシリーズの24、27インチ機種を発表した。ブルーライトカット率は30～70％。27インチは１万2,900台湾元（約４万3,000円）。25日付蘋果日報などが報じた。
ＥＷシリーズは消費者の健康意識の高まりに応えた製品だ（24日＝中央社）
董于震台湾区総経理は、家庭の他、パソコン使用時間が長いサラリーパーソンがターゲットだと説明した。同シリーズが今後半年で同社出荷の30％を占め、画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー液晶モニターは、全体で同社出荷の60％を占めると予測した。
董総経理は、台湾の液晶モニター市場は毎年10～15％縮小し、今年は90万台と予測した。こうした中、同社は市場を分割してさまざまな製品を投入するセグメンテーションで、利益拡大を目指す。
