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セブン-イレブン、十勝産ソフトクリーム導入


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年10月28日_記事番号:T00046640

セブン-イレブン、十勝産ソフトクリーム導入

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)傘下のコンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンはきょう(28日)から台湾全土の10店舗で北海道、よつ葉乳業(本社・札幌市、堀部一郎社長)の十勝産生乳を100%使ったソフトクリームの試験販売を開始した。セブン-イレブンのソフトクリーム販売参入は、夏に日本のソフトクリーム材料最大手、日世と提携して販売が好調だった全家便利商店(台湾ファミリーマート)に対抗する狙いがあるとみられる。中央社電が伝えた。

 同社は、よつ葉乳業の生乳を使うことで、北海道で食べるソフトクリームの味をそのまま提供できると強調。その上で、コストは通常の2~3倍するものの、販売価格は日本の3分の1だと説明した。なお、よつ葉乳業が新千歳空港、東京スカイツリーなど展開している直営店でのソフトクリーム販売価格は300~350円だ。

 セブン−イレブンは今回の販売に当たり、通常のソフトクリーム製造機では品質が安定せず、風味や口当たりが悪くなるとして、一定以上の品質で100本以上を連続供給できる米国大手メーカーの最新機種を導入した。装置1台が台湾製乗用車1台と同じ値段だとしており、その意気込みの強さがうかがえる。