ニュース 電子 作成日:2013年10月28日_記事番号:T00046647
宏達国際電子(HTC)のミドルエンド・スマートフォン「Desire」シリーズの新製品で、5インチディスプレイ搭載の「Desire 700 dual sim」および4.3インチの「Desire 300」がこのほど、国家通信伝播委員会(NCC)の認可を取得し、11月中にも台湾で発売される見通しとなった。28日付蘋果日報が報じた。
「Desire 700」は先ごろ中国で発表した「Desire 7088」のWCDMA版でDesireシリーズ初の5インチモデルとなる。
また、最近中国において「高スペック低価格」で注目を集める「小米3」および「紅小米」が第4四半期中に台湾で発売される見通しとなる中、これら製品と競合する「Desire 300」の発売時期や価格に関してHTCがどのような戦略を講じるかが注目される。
このほか証券業界では、HTCが11月5日に開催する業績説明会で、出荷規模とブランドの知名度向上に向け、アマゾン・ドット・コムなどの電子商取引業者やODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーとの提携計画を発表するとの観測が出ている。
知名度15%上昇
なお、HTCが▽台湾▽中国▽米国▽英国▽ロシア▽ドイツ▽オーストラリア──の7カ国・地域を対象に外部調査機関に委託して行った9月末の調査によると、知名度が平均15%上昇したことが分かった。特に英国、ドイツでの上昇幅が大きく、ハリウッド俳優のロバート・ダウニーJr.のテレビコマーシャル起用が奏功したもようだ。なお、台湾での知名度は94%と最も高かった。
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