ニュース 電子 作成日:2013年10月28日_記事番号:T00046651
鴻海科技集団(フォックスコン)は26日、中国広西チワン族自治区の富士康南寧科技園研究開発(R&D)検査認証センターの供用を開始した。同地は鴻海にとって電子・通信製品の重要な製造拠点だ。郭台銘董事長は、同センターが製造からR&Dに進む上でのマイルストーンになると述べた。28日付蘋果日報が報じた。
郭董事長(中)。完成後は世界最高水準のR&D検査認証センターになる(27日=中央社)
同センターは今年3月に着工。総投資額1億5,000万人民元(約24億円)のうち約4,000万人民元分が完成した。今後は▽信頼性試験▽故障(不良)解析▽電磁両立性(EMC)──などの各種実験室やクラウドコンピューティングのデータセンターを設ける計画だ。
鴻海の呂芳銘副総裁は、同センターは▽クラウド▽SaaS型ソフトウエア▽スマート型セットトップボックス(STB)▽第4世代(4G)、5G移動通信規格製品──などを手掛け、設計、開発、製造、認証、販売まで垂直統合型サービスを提供できると語った。今後毎年10項目以上を扱い、研究員は15年末に1,000人に増える見通しだ。
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