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洋上風力発電所モデル2社、経済部と正式契約


ニュース 公益 作成日:2013年10月29日_記事番号:T00046659

洋上風力発電所モデル2社、経済部と正式契約

 経済部は28日、洋上風力発電所のモデル企業として選出した上緯企業(スワンコー)、永伝能源(台湾ジェネレーションズ)と契約を締結した。経済部は2020年に商機480億台湾元(約1,600億円)を創出すると見込む。29日付工商時報が報じた。


経済部の杜紫軍次長(左3)。経済部は30年には風力発電の設備容量が再生可能エネルギーの33%以上を占め、脱原発目標に近づくと指摘した(28日=中央社)

 スワンコーは苗栗県竹南鎮沖で15年に風力発電機2基を、18年末までに34基を設置する計画だ。総設備容量は130メガワット(MW)、総投資額は170億元。蔡朝陽董事長は、南山人寿保険、富邦人寿保険、中国鋼鉄(CSC)などが参画を模索している他、日本、韓国、英国、デンマークなどのデベロッパーから問い合わせがあると話した。

 台湾ジェネレーションズは、彰化県芳苑郷沖で15年までに風力発電機2基、20年までに28基を設置し、総設備容量108MWを見込む。投資額は150億~160億元。欧米の建設系ベンチャーファンドなどが興味を示しており、台湾ジェネレーションズの持ち株比率は3割になると予想した。