ニュース 農林水産 作成日:2013年10月29日_記事番号:T00046660
ステーキハウスなどを展開する外食大手、王品集団(WOWPRIME)系列の焼き肉店「原焼」の桃園復興店(桃園市復興路)で使用されていた牛肉から、台湾で使用が禁止されている成長促進剤「ジルパテロール」が検出されていたことが分かった。29日付中国時報が伝えた。
桃園県衛生局の検査によると、アラカルトメニューの米国産牛ヒレ肉からジルパテロールが0.5ppb(10億分の1を示す単位)の濃度で検出された。これを受け、台湾全土22店舗で203.4キログラムの販売が見合わせられた。
台湾では2009年11月に米国産骨付き牛肉の輸入を解禁して以降、徹底した検査体制が取られてきたが、末端の飲食店で成長促進剤が検出されたのは初めてだ。
王品集団によると、問題の牛ヒレ肉は9月初めに輸入されたもので、今月18日に桃園県衛生局から成長促進剤が検出されたとの連絡を受けた。
衛生福利部は輸入元の美福国際(台北市)から出荷元の米国の農場までさかのぼって調査を進めるとともに、今後輸入牛肉の抽出検査の割合をこれまでの5%から20%に高めることを決めた。
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