ニュース 食品 作成日:2013年10月29日_記事番号:T00046671
食用油の不当表示問題を皮切りに食の安全を揺るがすケースが次々と明るみに出る中、しょうゆ大手、味王の陳恭平総経理は28日、本醸造しょうゆをうたいつつも1瓶40台湾元(約130円)以下の商品は買うべきでないと消費者に呼び掛けた。29日付工商時報が報じた。
陳総経理は、同社の家庭用しょうゆは全て本醸造だと強調した(28日=中央社)
陳総経理は、本醸造しょうゆは1瓶(360cc)当たりコストが約40元かかるため、大手メーカーでも40元未満では売れないはずだと指摘した。
また消費者に対し、できるだけ本醸造しょうゆを選ぶよう提言した。本醸造以外のしょうゆは、大手メーカーなら有害物質のモノクロロプロパンジオールを除去してあり人体に無害だが、中小メーカーは不当表示の可能性があると話した。
統計によると、台湾のしょうゆ市場規模は年間25億~30億元。味全食品工業、味王、金蘭食品、統一企業(ユニプレジデント)、万家香醤油の5社が市場の7~8割を占める。
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