ニュース 家電 作成日:2013年10月29日_記事番号:T00046675
東芝は28日、ポーランドの液晶テレビ工場を仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に売却すると発表した。年内に譲渡完了予定だ。コンパルの発表によると、買収額は2,500万米ドル。コンパルによる東芝工場買収は2011年のメキシコ工場に続くものだ。29日付工商時報などが報じた。
コンパルは、ポーランド工場で生産する液晶テレビは東芝が買い取るため、欧州向け機種の受注が確保でき、両社の提携関係がより緊密化すると説明した。
コンパルは現在、中国江蘇省の昆山工場とメキシコ工場でテレビを生産しており、年産能力は400万~500万台。ポーランド工場の年産能力は100万台で、20~25%の拡大となる。
コンパルは1~9月のテレビ出荷台数が240万台と、通年目標450万~500万台の達成は困難な状況だ。コンパルが5割を受注する東芝は、中国や韓国ブランドとの競争激化で、通年出荷目標を1,000万台から800万~900万台に下方修正している。
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