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事故死の美人旅行作家、フェイスブックで死を予期?


ニュース 社会 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046686

事故死の美人旅行作家、フェイスブックで死を予期?

 インド旅行記などの作品で知られる作家の林亜若さん(31歳)が27日午後9時ごろ、オーストラリア中部の砂漠にあるアリス・スプリングスを自転車で走行中に観光バスと接触する事故に遭い、病院へ運ばれたが死亡が確認された。インターネット上では、林さんが旅行に出発する前、フェイスブックに自身の死を予期するような書き込みを行っていたと話題になっている。


林さんが残したフェイスブックには、楽しかった旅のようすが書き込まれており哀れを誘う(中央社)

 旅行好きの林さんは、中華航空(チャイナエアライン)で客室乗務員を務める傍ら、これまで5大陸30カ国以上を訪問し、旅行記をブログなどで発表した。

 中でもインドは、彼女が初めての海外旅行先として21歳の時に訪れて以来、1人で40都市を巡るほどで、その経験を基に「空姐瘋印度(スチュワーデス、インドに熱中)」という電子書籍を作成し、無料配布を行ったこともある。インドでは最近、外国人女性が性的暴行を受ける事件が頻繁に起きているが、林さんのブログや書籍には女性が同国で安全に旅行するための方法が示されており、インド行きを計画する旅行者にとって必読となっていた。

 林さんは今年1月、8年間勤務した中華航空を退職し、作家活動に専念することを決意。その後夏に自転車での台湾一周、イタリア旅行を経て、オーストラリアの砂漠行きを計画した。

 ただ、経験豊富な林さんも広大な砂漠での単独行動には不安を覚えたらしく、一時は同行者の募集も行った。しかし結局パートナーは見つからず、出発を控えた今月19日にフェイスブック上に「砂漠で動物に食べられたり、毒グモに刺されたり、車にはねられて死ぬかもしれない」などと書き込んだ。

 その上でフェイスブックのカバー写真をかつて彼女が男性誌向けに撮影した水着写真に換え、「何かあったら宝物にしてね」と記したが、不幸にもこの書き込みが現実のものとなってしまった。