ニュース 社会 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046688
今年2月、新北市八里区の資産家夫婦が殺害されて遺体が淡水河岸に捨てられた事件の裁判で、士林地方法院は29日、強盗殺人などの罪で起訴された喫茶店店長の女、謝依涵被告(27歳)に対し、死刑判決を言い渡した。30日付蘋果日報が報じた。
8月に出廷した際の謝被告。死刑判決を告げらると無表情でこうべを垂れた(29日=中央社)
起訴状によると謝被告は、喫茶店の常連客で面識のあった陳進福さん(当時78歳)と張翠萍さん(同57歳)夫婦を、飲料に睡眠薬を混入して眠らせた上で淡水河岸に運び、刺殺した。
謝被告は逮捕後、喫茶店のオーナーや出資者と共同で犯行に及んだと主張したが、その後単独で実行したと証言した。また被告は、陳さんに無理やり性的関係を迫られた上、妻の張さんを殺害するよう持ちかけられ、そのことを張さんに告げたが聞き入れられなかったため、関係を精算する目的で殺害を決めたと主張していた。
しかし裁判官は、謝被告が2人を殺害した後、何度も銀行に足を運び、夫婦の口座から金を引き出そうとしていたことから、被告の証言は信用できないとして金銭目当ての計画殺人と断定。その手口が残酷極まりないとして死刑判決を下した。
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