ニュース 政治 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046689
最近、訪問先でたびたび抗議の靴投げに遭う馬英九総統について、総統府が公開行事への参加を減らすことを計画している。重要な政治テーマを熟考したり、専門家や地方の首長と議論する時間を増やしてほしいための配慮というが、抗議ばかりがクローズアップされることを減らし、これ以上のイメージ悪化を食い止める狙いもありそうだ。30日付中国時報が報じた。
新北市議会に登場した靴投げ防止ネット。朱市長は暴力的な抗議手法は失礼だと批判した(29日=中央社)
総統府は馬総統の代わりに、社会的弱者への訪問や宗教関連の行事などには呉敦義副総統、経済や建設関連の行事には江宜樺行政院長の出席を増やすことを検討している。
なお29日の新北市議会で、民進党の市議が、馬総統への靴投げ抗議を防止するために台湾全土の警察が配備した大型ネットを広げる騒ぎがあった。これに対し朱立倫市長は「(施政を)うまく行えていれば、恨みや怒りを買うことはない」と発言し、馬総統に対する皮肉ではないかと受け止められた。
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