ニュース その他分野 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046693
立法院は29日、台湾とニュージーランドが今年7月に結んだ経済協力協定「台紐経済合作協定(ANZTEC)」の承認手続きを終えた。台湾が国交を持たない先進国と経済協定を結んだのは初めて。中央社が報じた。
協定発効と同時に、台湾は関税項目の95.2%の関税を引き下げる。液体状態の乳製品、漢方薬材の鹿茸(シカの角)は関税クオータ制を導入し、12年後に関税を撤廃。キウイフルーツは3年後に関税を撤廃する。コメ関連の11品目は例外品目となっている。
経済部が中華経済研究院(中経院、CIER)に依頼した研究によれば、ANZTEC発効に伴い、台湾の域内総生産(GDP)は3億300万米ドル、輸出は6億2,400万米ドル、輸入は6億600万米ドル増え、6,255人分の雇用機会が創出される見通しだ。
経済部はANZTEC発効で、製造業の生産額が年間300億台湾元(約1,000億円)増加する一方、農業生産額が35億元減少すると試算している。
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