ニュース 金融 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046695
金融持ち株会社の国泰金融控股は29日、傘下の国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が中国の上海市に先月発足した「上海自由貿易試験区」への支店開設を申請すると発表した。台湾の銀行が同試験区で支店開設を申請するのは初めてとなる。30日付蘋果日報が伝えた。
今後は台湾側の金融監督管理委員会(金管会)と中国側の中国銀行業監督管理委員会(銀監会)による同意が必要となるが、国泰金控の李偉正・資深副総経理は「できるだけ早く開業し、機先を制したい」と述べた。
李副総経理は「上海自由貿易試験区の開放項目の詳細はまだはっきりしないが、多くの革新的な政策が先行実施される見通しで、既に資本勘定での人民元の交換容認、越境人民元業務、金利の自由化などの方向性が明らかになっている。多くの多国籍企業を誘致できるはずだ」と指摘した。
上海自由貿易試験区には、中国資本の銀行8行とシティバンク(花旗銀行)、シンガポール系のDBS銀行(星展銀行)が既に進出している。
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