ニュース 食品 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046699
食用油で商品表示とは異なる原料油が使用されていた例が相次いで見つかった問題で、衛生福利部は29日までに、脂肪酸の割合に不審点がある商品30点を指摘し、法務部と地方自治体の衛生局に工場の立ち入り検査を求めた。脂肪酸データの照合作業は31日にも完了する見通しだ。30日付中国時報が伝えた。
衛生福利部は台湾全土の食用油メーカー166社から271品目の商品サンプルを採取し、うち88点について脂肪酸データベースとの照合を行った。その結果、一致しなかったものが30点あった。問題の商品はオリーブオイル、グレープシードオイルなどで、内訳は台湾製が25点、輸入品が3点、輸入品を小分け包装したものが2点だった。
衛生福利部食品薬物管理署(FDA)の担当者は「脂肪酸の照合はメーカーに不当な商品表示がないかどうかを調べる作業の一環だ。脂肪酸の割合は原料の産地、品種、製造工程によって異なるため、実際に不当表示に当たるかどうかは立ち入り検査による最終確認が必要だ」と説明した。
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