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中台工作機械業界、合作意向書に調印


ニュース 機械 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046700

中台工作機械業界、合作意向書に調印

 台湾区機器工業同業公会(TAMI)の徐秀滄理事長と中国機械工業聯合会(CMIF)の宋暁剛執行副会長が29日、「両岸精密機械業合作意向書」に調印した。中台共同による研究開発(R&D)、相互投資、中低価格帯の工作機械の輸出市場開拓、高級工作機械の中国市場開拓などを柱としている。30日付工商時報が伝えた。

 合作意向書は台北市で開かれた「両岸精密機械産業合作交流会」に合わせて結ばれた。徐理事長は海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)の商品分野の後続交渉で、アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ品目)に含まれていない600〜700項目の機械設備について、中国の工作機械業界が関税撤廃を支持するよう呼び掛けた。これに対し、宋副会長も支持意向を示した。

 台湾の昨年の機械輸出は前年比1.7%の207億米ドルで、今年1〜9月の輸出も前年同期比4.9%減の145億米ドルと不振だが、中国は台湾製工作機械の最大の輸出先となっている。