ニュース 食品 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046702
不当表示の食用油問題が波紋を広げる中、台湾煙酒(TTL)の徐安旋董事長は、値段が安過ぎる酒類にも注意を呼び掛けた。
高雄餐飲大学の陳千浩助理教授(左)は29日、政府に対し醸造酒の検査基準の制定を呼び掛けた(29日=中央社)
30日付自由時報によると、徐董事長は「安い酒イコール偽酒ではないが、市価を大きく下回る商品は、質が低い原料をアルコールと混ぜたものである可能性が高い」と指摘した。
徐董事長はまた、「価格が合理的な利潤を反映していなければ、どうやって作ったのかと疑わざるを得ない」とも述べた。
台湾の税制では、酒税はワインなどの醸造酒の場合、1リットル当たり7台湾元(約23円)、ウイスキーやコーリャン酒など蒸留酒の場合、同2.5元と定められている。例えば、市販されている300cc入りコーリャン酒(アルコール58度)の場合、酒税部分は43.50元だ。
流通業者は「もしコーリャン酒が50元以下で売られていたとすれば、常識に反する。酒税にコストを加えてできる価格ではなく、販促活動だとしても、それほど安く売る理由はない」と指摘した。
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