ニュース 電子 作成日:2013年10月30日_記事番号:T00046707
韓国のDRAM大手、SKハイニックスは、9月に爆発事故を起こした無錫工場(中国江蘇省)の復旧時期について、当初11月との見方を示していたが、業界からは12月、最悪の場合は来年2月までずれ込むとの見方が出ている。大手パソコン受託メーカーはDRAMの安全在庫を削る形で、ハイニックス無錫工場の復旧を待っている状態だが、11月には在庫が底をつく見通しで、DRAMの供給不足がさらに深刻化するとの懸念が高まっている。30日付電子時報が報じた。
なおDRAMのスポット価格は現在、末端市場の需要が低迷していること、および中国市場で米マイクロン・テクノロジーなど一部メーカーが二級品の価格を引き下げていることから、ピーク時に比べ15%ほど下落している。
一方、契約価格は10月も上昇を続けているが、受託メーカーが価格の上昇を抑えるため安全在庫を削っていることから、上昇幅は当初に比べ縮小している。ただハイニックス無錫工場の復旧が遅れ、DRAM在庫が危機的な状況となれば、契約価格は急激に上昇する可能性もある。
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