ニュース 運輸 作成日:2013年10月31日_記事番号:T00046721
台湾高速鉄路(高鉄)の欧晋徳董事長は30日、今月8日に実施した運賃値上げの補完措置として追加を検討するとしていた優待プランについて、来年3月にも早期購入で最大7割引きとなる「スーパー早割」サービスを導入すると表明した。これが実現すれば台北〜高雄間に、台湾鉄路(台鉄)の自強号(特急)、さらには莒光号(急行)を下回る500台湾元(約1,700円)以下という格安運賃が登場することになる。31日付中国時報が報じた。
欧董事長によると、新たに導入するスーパー早割には2カ月前までに予約し、キャンセル不可とする規定を設ける計画で、実施には法改正が必要となる。これについて交通部高速鉄路工程局の胡湘麟・代理局長は「法改正には議論が必要」としながらも、スーパー早割の導入実現については「楽観している」と語った。
なお台鉄の莒光号および自強号の台北〜高雄間の運賃は650〜843元となっているのに対し、高鉄の同区間は値上げ後の運賃が1,630元。スーパー早割の7割引が適用された場合は489元となる。
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