ニュース 建設 作成日:2013年10月31日_記事番号:T00046726
内政部営建署が30日発表した2012年の住宅物件の空室率は10.63%(物件数86万3,083件)で、前年比0.48ポイント上昇し、シンガポール(5.6%)、香港(4.3%)、ロンドン(3.9%)、ニューヨーク(3.12%)を大きく上回った。営建署は、台湾は住宅保有率が高い中、少子化の進行により空室率が上昇したと説明した。31日付経済日報が報じた。
地域別では台北市が7.81%、新北市が7.97%と平均を下回ったものの、空室率は11年より上昇しており、営建署はバブルが進行していると警戒感を示した。
住宅面積別では20坪以下が19.56%、100坪以上が10.16%、60坪以上100坪未満が9.88%と多かった。築年数では築5年未満の物件が全体の20.9%を占めた。
淡江大学産業経済系の荘孟翰副教授は、空室率は5%以内が適正だが、現状は供給過多だと指摘した。
なお、住宅物件の空室率は房屋税(建物固定資産税)の資料と電気使用量から算出しており、電気使用量が月平均60キロワット時(kWh)以下の物件を空室としている。
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