ニュース 食品 作成日:2013年10月31日_記事番号:T00046727
市販されているコーラ飲料に発がん性物質、4-メチルイミダゾール(4-MI)が米国の最大93倍含まれているとの台北市政府衛生局のサンプル調査レポートを基に高嘉瑜・台北市議会議員(民進党)は30日、メーカーに対し改善を、衛生福利部に対し厳格な基準制定を求めた。31日付自由時報が報じた。
コーラのカラメル色素、4-メチルイミダゾールは動物実験で発がん性が証明されたが、人体への影響は確認されていない。
高市議は、同レポートによると、4-メチルイミダゾールの濃度は▽コカ・コーラ、0.44ppm(ppmは100万分の1の濃度)▽コカ・コーラゼロ、0.48ppm▽ペプシコーラ、1.05ppm──で、355ミリリットル缶1本当たり156マイクログラム、170マイクログラム、373マイクログラムと、米国の各4マイクログラムを大きく上回ると指摘。米国カリフォルニア州では1缶29マイクログラムを超える場合、「がん発症の恐れがある」との警告表示が義務付けられていると強調した。
太古可口可楽(太古コカ・コーラ)は30日、カラメル色素はさまざまな食品や飲料に広く使われ、同社製品は台湾の法規を満たし健康にリスクはないが、生産工程の見直しで4-メチルイミダゾール含有量を来年上半期までに引き下げると表明した。
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